全国25,000人のキャンプ王ファンの皆様、ご機嫌いかがでしょうか。
そして、今も平成30年北海道胆振東部地震で苦しい生活を強いられている皆様へ、心よりお見舞い申し上げます。
マスコミなどで話題に登ることが徐々に少なくなってきていますが、現在も被災地では600人以上の方が避難生活をおこなっており、断水による給水や入浴支援が続いている状況です。
そして家や店、畑や農場を無くし、未来への生活の不安を抱える方々が今もなお、数多くいらっしゃる状況です。
私も個人的に、寄付をおこなったりはしているのですが、もっと他にできることがないか・・・未来への不安から被災者の皆さんが少しでも笑顔を取り戻せることはできないだろうか・・・
いろいろと考えた結果、このキャンプ王ブログは月に5万PVくらいある、そこそこの波及効果があるブログですので、ここで被災地への支援に関する情報を上げたら、少しでも多くの皆様に正しい支援の輪を広げられるのでは?
赤十字とか色んな団体が被災地への義援金を募集していますが、被災地に直接届くような支援。特に、家や仕事、お店、田畑に農場などを失くした皆さんへ直接、支援ができる方法がないか?
そう考え、先日、facebookの方で被災地への支援に関する情報提供を呼びかけました。
個人のアカウントでも情報を求め、シェアなどもいただき、
結果・・・
あまり情報は集まりませんでした^^;
※とはいえ、ある程度の情報はありますので、本文の後半でご紹介します。
どうしても寄付や義援金というと、大きな団体がプラットフォームになって集めて、それで終わり・・・というケースが多いんですが、じゃあ、この義援金が被災された個人やその個人の仕事、人生に希望が見えるまで届くのに果たしてどれだけの日数がかるんだろうか?そう考えると、本当はもっと個人に出来るだけ早く、または直接届く「無償の支援」があってもいいと思うんですが・・・
なぜか、個人が支援を集めると「不謹慎」という言葉の、格好の餌食にされるんですよね。
個人が支援を集め、人生にも希望が見え、笑顔を取り戻し、その様子を報告する。
すると、
「他にも苦しんでいる人達がいるのに」
「人から支援を受けているのに、何に金使ってるんだ!?」
「贅沢に俺の金を使いやがって」
「お金の使いみちを明確にしろ」
「みんな支援なんてしてもらわず頑張っているんだ」
「自粛しろ」
と、不謹慎警備隊が叩きにやってきます。
今回の震災でも、被災者が停電の中、外でBBQしたり、溶けかけた冷凍食材でちょっと豪華な料理食べたり、復旧後に酒のんだだけで、ネット上では不謹慎だの自粛しろだの叩く不謹慎警備隊が大勢出てきました。
被災地という地域単位でも不謹慎だのと叩く不謹慎警備隊が発生するんですから、個人で支援を求めるだなんて恐ろしくてできませんよね。
だけどね、支援とか寄付とか義援金っていうのは本来「無償の愛」であって、見返りなんて一切、無いのが普通です。
「支援した相手が、その支援で笑顔を取り戻すこと」
「笑顔を取り戻すためなら、使いみちは支援を受けた人間の自由」
そうじゃないと、支援を受けても、使い途を監視されるのであれば、自分たちが使いたい本当の使い方ができず、支援者の顔色ばかり伺ってかえって面倒くさいことになってしまいます。
だから、支援をする側は「見返りを一切求めない無償の愛」を持った人間が行うべきであり、支援を受けた側は自分の人生を取り戻すために自由に支援されたものを使うべきです。
それに文句をつけて、不謹慎だのといっている人間は、何も被災地に対する行動を起こすべきではありません。勝手に不謹慎だと文句だけ言い続けてください。貴方の目的は「不幸になっている人間の笑顔を取り戻す」という支援や寄付の真の目的ではなく、「不幸になった人間は、いつまでも貧乏くさくしていてほしい」「支援してやったんだから、言うとおりにしろ」という浅ましい見返りを求めているだけです。
しかし、勘違いしてほしくないのは、「支援を受けた側は支援を受けて当然ではなく、感謝を忘れない」ということです。
そして、受けた支援・・・つまり「恩」は、「返す」のではなく「送る」のです。
「恩返し」となると、支援者に受けた支援を直接返す事になってしまい、これでは「見返り」をこちらから提供してしまうことになり、支援や寄付の真の目的とはずれてしまいます。
そうではなく、恩返しではなく「ご恩送り」。今回受けた恩で自分が元気を取り戻すことで、次に困った人が現れたら今度は自分が支援する立場に回る。これが支援を受けた人たちが果たすことだと思います。
恩というものは、1対1で返し合うのではなく、他の人達に送り続けることで恩の和を広げ「助け合い」という輪が広がり、支援をし合える世界ができあがります。
不謹慎警備隊の方々は、こういう意味を理解せず、twitterやfacebookに書かれた文章や写真の上っ面だけを撫でて批判しているだけですので、こういう人たちを気にせず、困っている方々はどんどん声を上げてきましょう!
声を上げないと、誰も気づいてくれません。助けも後回しにされます。
不幸に見舞われた人が救われる、頑張ってる人間が報われる、そんな優しい世界の方が生きやすいんじゃないでしょうか?
不謹慎だの自粛しろだの、なんで、あえて、自分たちの世界を厳しくするんでしょう?
まあ、そんなわけで、長々と、また炎上してしまいそうな話をしてしまいましたが(笑)
ここから先は、実際の被災地の支援先についてです。
厚真町への支援ですが、町のホームページで不足している物資について、随時更新していますので、直接の支援をお考えの方はこちらを御覧ください。
それと、被災地への義援金ですが、大きな団体を介しての寄付は必要経費が引かれてしまう場合があり、そこが気になる方もいらっしゃると思います。
厚真町へ直接、義援金を送り、被災された方の程度によって、直接、被災者へ義援金が届けられる仕組みもあります。
厚真町だけではなく、一時、門別町などでも被害があったというような情報があったのですが、義援金などの情報が今の所、見つけることができませんでした。もし、情報がありましたらお知らせください。都度、更新します。
そして、個人や会社、店、農地などが被災し、支援を必要としている方々の情報です。
この情報は個人発信のものも多いため、真意の判断は自己責任となります。
先程書いた通り、支援は「無償の愛」ですので、支援後の動向が、被災者の笑顔以外のことで気になる方は、支援をしない方が良いと思います。
私もクラウドファンディングなどで支援を色々とおこなって、中には目的を果たしていない人もいましたが、その人が集めたお金でハッピーなら良いんじゃないかな程度にしか思っていませんし、そのくらいの余裕を持てる方が支援をご検討いただけたらと思います。
他にも、お店や会社、個人など、支援を必要としている情報がありましたらページのURLを教えてください。内容にもよりますが、こちらで随時掲載します。
それと、被災されて個人的にお金が困ったことになっている方など、支援を求める方法としてpolcaを活用した支援をお勧めします。
アプリから簡単に登録できる気軽なクラウドファンディングです。
ご年配の方が使うのはちょっと難しいと思うので、例えば、被災地に住む両親や祖父母、親戚など、代わりに義援金を募るという使い方でもいいと思います。
もしpolcaで支援を募る場合、教えていただけましたら、内容によって、SNSでシェアさせていただきます。
それと、最後に・・・
是非!!北海道に遊びに来てください!!
北海道に遊びに来ていただけることは、不謹慎ではありません!!
自粛なんてしないでください!!
観光地やホテル、繁華街など、この9月は閑散としてしまい、どこも売上に苦労している状況が続いていますし、特に個人店は苦しい状況が続いていると思います。
皆さんが観光に来てくれることで、街に活気が戻り、お金が巡り巡って人々の笑顔の復興がもたらされます。
北海道は皆さんが遊びに来てくれることを心から歓迎します!
そして、またどこかで災害起きてしまったとき、今度が北海道が被災者を支援する番だと思います。少なくとも私はそう思っています。
追伸1.
こういうことを書いてアクセス稼ごうとしてると思われるのも嫌なので、当ブログの9月分の収入は全て被災地への支援金として寄付いたします。
追伸2.
被災地への支援報告はこちらの記事でおこないました。