全国14,000人のキャンプ王ファンの皆様、ご機嫌・・・
と言ってる場合じゃありませんでした!!!!
言ってる場合じゃないんですが、とりあえずご挨拶を
皆さん、こんにちは。このときはご機嫌だった僕です(笑)
えー、何が起きたか、詳しく書きますと・・・
先日、プライベートキャンプ場で新たに投入した大型シェルターDODのロクロクベース2を建てて、家族友人とキャンプしてたんですよ。
ていうか、ロクロクベース2、広すぎ!(笑)
子どもたち入れて全部で6人でのキャンプだったんですが、使いきれず持て余すくらい広いロクロクベース2の中で14時から延々と肉やら魚やら焼き続けてたんですね。
しかも珍しく鹿(笑)普段は我々がいるとあまり出てこないんですが、向かいの畑に珍しく鹿が出てきて、今まで一番近い場所に2回も親子が来てまして
ずいぶん今日は野生的な感じだなぁ~と、朗らかに思ってたわけなんですよ。
で、事件が起きたのが日も暮れて暗くなってきた18時30分ころのこと・・・
嫁が大好物の鮎を持ってきて塩焼きにしようとBBQコンロに上げたときに事件が起きました。
この時、私は物を取りに行ったか何かでキャンプ場を離れて車の方に行っていたんですが、戻ってくると全員慌ただしくロクロクベース2から出てきている。
私の姿を見た嫁が慌てて
「熊みたいな鳴き声が聞こえる!」
まさか熊が?と思い、近くの道路をバイクが走った音か、違う動物だろうと考えつつ聞こえる方向は茂みの向こうの下に流れる川の方からとのことなので、じっと耳を澄まして聞いていると
ぐるるる・・・
ぐるるる・・・
機械音とかではなく動物の鳴き声・・・しかも小さい動物ではなく、ある程度の大きさの動物が威嚇してきているような声。
ああ、こりゃダメだと思い、女子どもたちは全員、センターハウスへ避難。
友人と再度、耳を澄ましていると、やはり、ぐるる・・・ぐるるるる・・・と威嚇してくるような声。
もうね、私、ビビって走ってその場を走り去る
と思ったら大間違い。
ビビるどころか
腹が立ってきまして(# ゚Д゚)
てめえ!!このキャンプ上にどれだけ金をつぎ込んだんだと思ってんだ!!??誰の断り得てここに来て威嚇してきたんだ!?クソ野郎が!!??
という思いを込めて、こちらも負けずに
あ”ーーー!!!!
と何度も咆哮
そして、持っていたLUMINTOPの小型ライト650ルーメンで照らし上げつつ
Ankerのスピーカーで
SEX MACHINEGUNSの
「みかんのうた」を爆音でかける。
ライブ盤なので冒頭が「俺の魂の叫びを聞けぇ!!!!」から始まるという、この場にピッタリな展開(笑)
で、しばらく様子を見ていたんですが、鳴き声は止み、ただただ「みかんのうた」だけが爆音で流れている状況になりました(;´∀`)
おそらく退散した様子ではあるんだけど、食い物に釣られてまた来ないとも限らないので(特に嫁の大好物の鮎)、急いでBBQ周りの食い物や食器をゴミ袋に入れてセンターハウスに仕舞い込んで、キャンプ場が暗くならないよう、ルーメナーで朝まで照らし続けることにしました。こうしておくと、センターハウスの2階からも様子が見えるので、大容量バッテリーで雨が降っても防水のルーメナー様々です!
そんなわけで、センターハウスに避難して、友人と家族交えて酒盛り再開(笑)
とはいえ、何もなかったように酒盛りしてたわけじゃなく、まず熊らしき鳴き声を聞いたことを警察署に通報。その後、地元の派出所から警官がパトカーで到着。
「どこに出たんですか?」と聞いてきたので「案内します」と言ったら
「いや、結構です」と断られました。
それもそのはず、もし万が一、熊に遭遇したらかえって被害を拡大してしまう危険性ありますからね。
プライベートキャンプ場周辺なんですが、北海道で今、熊が出る危険性が無い場所を探すほうが難しいですから(札幌ドームにまで熊が出る時代ですから)、もちろん類に漏れず目撃情報はあります。ただ、キャンプ場周辺よりも山側で、私もキャンプ前には必ず熊出没情報をチェックして、今年は例年になく目撃例が少ないので安心していたんですが、
まさか、プライベートキャンプ場の真下を通っていくとは
熊、許しがたし!!(# ゚Д゚)
とはいえ、聞いたのは声だけなので、姿を見たわけではないので未確認生物状態なんですよね。
なので、今回のこの鳴き声の主は未確認生物KUMAと名付けます(笑)
まあ、冗談言ってる場合じゃないんですが(# ゚Д゚)
とりあえず、その後は夜中に熊の鳴き声を聞くこともなく、静かな夜を過ごしたわけで、翌朝・・・
熊の鳴き声が聞こえてきた茂みの方を確認。
とりあえずキャンプ場に熊の足跡があるわけでもなく、茂みに獣道が付いていた形跡もないので、下の川を通過していってだけなんだと推測。
ちなみに、下の川ですが
キャンプ場からは4~5mほど下にあり、木のように育ったイタドリに覆われて、土手も粘土質で滑りやすく、登ってくるのはけっこう困難な場所。
万が一、熊が登ってきても巨大なイタドリに阻まれるので、イタドリが踏まれる音や葉の擦れ音がかなり聞こえて、獣道もできるはずです。
一番、茂みが薄い場所でもこんな感じで、下の川を見ることすらできませんので、イタドリがキャンプ場を守る自然の生け垣になっているんですよね。
これまで、このイタドリ!なんでこんなに成長するんだ!!??と恨み節を言っていましたが
イタドリさん!ありがとう!!(笑)
そんなわけで、何事もなかったかのようにロクロクベース2と使わなかったテントを撤収。
帰りに
やけ食い(笑)
KUMAも出たんで、今シーズンのプライベートキャンプ場は強制終了です(# ゚Д゚)
自然には贖え無いけど
本当に腹立つ(# ゚Д゚)
来年のテーマにはKUMA対策も盛り込まれ、また問題が増えたと頭をハゲ散らかす僕でした。。。
そういえば、以前、熊対策について書いたら自称ネトウヨにtwitterで絡まれたっけ。ふと思い出したんで、もう一回、晒し上げておきます(笑)
ちなみに、今回、熊撃退に役立った道具を紹介しておきます。
お巡りさんの話だと「とにかくラジオでもなんでも良いから音出してください」と言われました。「みかんのうた」最強です(笑)ほんじゃしたっけ!