全国28,000人のキャンプ王ファンの皆様、ご機嫌いかがでしょうか?
そして、台風15号により被害を受けられた皆様へは、心よりお見舞い申し上げます。
今もなお、停電により苦しい生活を余儀なくされている皆様、そして、熱中症でお亡くなりになれた皆様、なんと言ったらいいか、言葉もありません。
1日も早く、皆さんの生活が元通りになることをお祈りいたしております。
ちょうど、台風15号の被害が起きる数日前。
アウトドアメディアhinataの石田さんより、北海道胆振東部地震から1年が経ち、そのときのブラックアウトを経験したキャンパーとして取材したいと連絡がありました。
数いるキャンパーの中で、なぜ私が!?と思ったんですが、石田さん、以前は札幌に住まわれていて、その頃から私のブログを呼んでくれていた隠れファンだったみたいでして^^;
実際に震災でブラックアウトした時、キャンプをやっていて良かったと思うこと、持っていて重宝した道具などを紹介して、これからも起こりうる災害についてキャンパーとして色々と話しを聞きたいとのこと。
で、そのときの取材が今日、記事になりました。
この取材のとき、特に人口が密集している関東圏で大地震が来たりといった災害でブラックアウトになったりしたら、北海道以上の被害が起きる、という話で、そういった被害を少しでも軽くするために、キャンパーの知識や経験、道具は大切・・・というコンセプトを聞いて取材を受けた矢先・・・台風15号による被害・・・
なんというか、話をしていたら、まさにそのとおりのことが起きてしまい、正直、身震いがしました。
ですので、この記事は、台風15号の前に取材を受けたものですので、千葉のブラックアウトに便乗しやがって・・・とは思わないでください。石田さんも掲載のタイミングについては悩まれたのではないかと思います。
さて、内容ですが、記事を読んで頂くとして、私から補足です。
最初の自分の写真、デカすぎてすいません(笑)
いや、こんな状況ですから、ふざけたこと書くのもちょっとどうかと思うんですが、これだけは書かせてください!
本当は私のブログから、使えそうな私の写真(自撮り)を使おうとしたらしいのですが、石田さんから
「すいません・・・ブログの写真はどれも個性的すぎて、災害を扱う記事で使うにはちょっと・・・」と言われ(;´∀`)
今まで撮った写真の中から真面目そうな写真を別途、メールで送ることになったんですが
やっぱり、ろくな写真がない(笑)
結局、去年、今より10kg太っていた頃、キャンパー関係ないただの観光客的な写真が採用されました^^;
災害から1年という大事な記事なのに、いきなりデカデカと私の写真。なんか申し訳ない気持ちでいっぱいです。
あと、真面目な補足ですが、災害時は本当にデマや不謹慎厨が大量に湧いてできます。
知り合いから聞いたとかで、もっと酷いことが起きる的な、何の信憑性もないデマを平気で流すアホや、被災者が食べているものなどの写真を見て、被災時に不謹慎だ!というを言うアホな外野とか、政治が悪い、自衛隊が悪いとここぞとばかりに責任を転嫁する外野とか
アホが大量に湧いてきます。
震災当時はラジオのパーソナリティもキレてました。「自衛隊の知り合いから聞いた、大地震がまた来るらしいというデマが横行しているけど、自衛隊はそんな情報を流していません!皆さん、ラジオの情報は正確です!デマに流されないでください!」
正直、ネットの情報よりも、ラジオの情報のほうが正確でした。twitterはデマや批判に満ち溢れていて、ただでさえ精神的にやられているのに、そんなものは見たくないので、確実なニュース記事以外は見るのをやめました。
被災者にとって必要なのは、温かい言葉と物資です。デマや批判などは必要ありません。
ただでさえ不幸なのに、さらなる不幸を押し付ける人間には、何色の血が流れてるんでしょうか?
一日でも早く笑顔を取り戻すための形ある思いやりこそが被災者を救います。
災害はないに越したことはありませんが、そんなわけにいきません。これからも、どこかで災害は発生し、ブラックアウトなどの被害は確実に起こりうることです。
「まさか自分が」の自分に、誰もがなりうることです。
もし、年に1回でもキャンプをやっていて、キャンプ道具を持っているのであれば、ライフラインで使えるものだけでも点検は年に2,3回やることが大切です。
LEDランタンを持っていても電池切れになっていたり、ガスランタンのホヤが壊れていたり、モバイルバッテリーの充電が0になっていたり・・・
キャンプって、こういう風に、災害備蓄品の棚卸しのためにも毎年、行けると良いと思います。